やりきった!今までありがとう足!

無事にスタートラインに立てることが決定しました!!

競技生活最後のレースのことを記録しておきたいと思います。

家族へ感謝を伝える 

私はスタート前に、

今日 最後のレースであることを
今まで応援してくれてた家族に感謝を伝えようと決めていました。

電話はできなかったので LINE で伝えました。

伝える時に LINE だから携帯で打つ作業だったんですけど
打ちながら涙があふれてきてしまいました。

いろんな人にも感謝しています。

でも特に家族は 中学校の頃からここまで 家族を振り回してきた自覚はありました。わがままだったり、普通に応援もそうだし、金銭面もそうだし、いろんな意味で支えてもらったおかげでここまでやってこれました。

今までのことを考えていたら、出てきちゃいました。

もう、大大大感謝です。

ゴールできた! 

道路が凍ってしまって滑るところもあったけど、無事 完走することができました。

いえい(^^♪

レース内容

スタートしてから 独走で1人旅になりました。

それでも予想していたよりもやっぱりペースは上がってしまって
最後までもつか心配になったので冷静にペースを調整しながら、3キロ走りました。

上り坂で焦る

そこから少しの坂がありました。
私は坂を見ると追い込みたくなって思いっきり 行く派なんですね。

案の定、レース中も行くぞっと気合を入れて登りました。

そしたら、お尻の痛みが一気に強くなってきてやばかったです。焦る焦る。

だから、ただ足を動かして登るように切り替えました。

結構 焦りましたよ。まだ半分もいってないわけですから。

坂の前までは痛みのこと忘れられていたのに、痛みを思い出させられてどんどん走っていくうちにお尻全体に広がってきました。

やめてや!まだ早いって。まだ半分も行ってないのに。ドキドキした。

下り坂よし

下り坂は力が入らなくなるんじゃないかと不安が強まりましたが
多少の痛みはあるものの力はちゃんと入って普通に走れたので本当に嬉しかったです。

ただ平坦になってからまた痛みが増して少しずつ 力が入らなくなる前兆みたいな状態に近づいててめちゃくちゃ不安でした。

後半戦

5キロ折り返して 6kくらいになった時にまだ油断できないなと思ってそのままのペースを維持しながら走りました。

ラスト3㌔だったら 力が入らなくなっても走れるなって思っていたので
そこからは自分を追い込んで楽しく悔いののない走りをしようと どんどんペースを上げました。

ペースアップ

3キロ 2キロ 1キロとペースを上げ、というかどんどんどんどん自分をさらに追い込む!さらに追い込む!っていうようにしました。

足も呼吸も苦しい!!!とまではいかなかったのでただただ楽しいレースでした。

無事 フィニッシュ することができました。

応援は力になる

今までも応援してくれる人がいて すごく 力になるなって感じていました。

今回はほぼ一人で走っていたので

「その分 私のために声をかけてくれる!!」と思って特に嬉しかったです。

応援が力に変わって「さらに頑張ろう!もっと頑張ろう!ありがとう!」でしたよ!

おかげですごく楽しいレースになりました。

レースを終えて 

まず最後まで足が持って楽しく走り終えることができて本当に良かったです。

今までの不安がここで終わると思うと 開放感があります。

もう1つは本当に終わったんだなと 寂しい気持ちが素直に出てきた気がします。

引退レース作ってよかった 

足の痛みがあったからここまで練習することは自分で決めといて嫌になったこともありました。

でも、競技に対してなぁなぁで終わるよりも最後はしっかり線引きをしたかったので

結果はどうであれ、引退レースを作ってよかったです。

別に 競技をやめても走ることはできるし、

人によったら競技をやめるっていうことはそんなに大きな決断じゃないっていう人も中にはいるかもしれません。

でも 足の痛みを我慢してここまでやってきた私にとっては、

もう痛みを我慢しなくていい
痛みに耐えなくていい
走りたくなければ走らなくていい
好きにしていい
走らなくても自分だけでなく 周りからも何も思われない、言われない

などの縛りから解放されるという大きな意味をもちます。

そんなの気にせず 構わず 競技をやってる人もいるし、
そういうふうに思ってしまう自分もおかしいとも思います。

でもずっと 競技をやってきて 中学と高校で大体の陸上に対しての基礎的な考えができてしまってその考えは消えることはありませんでした。

それが やっぱり私の足元にいつもありました。罪悪感がつきまとってましたね。

その考えを完全に消せるのは、

競技と一線を引く時だなって思ってたので、ようやく迎えることができてホントにうれしいです。

競技から趣味へ

競技として走ってきたんですけど これからは 走りたい時に走るし、 痛かったら走らなくていい っていう趣味として走りたいです。

ダイエットかもしれないし。

走りたいなって思った時に走ります。

これからも 走りと向き合っていきたいとは思います。

私の足へ

今までたくさん無理をさせてごめんね。

何度も悲鳴をあげていたのに、いつも無視してしまって本当にごめんなさい。

体を酷使して、特に足には鞭を打って無理をさせてきたこと、ちゃんと分かってる。

でも、どうしても譲れない欲があって、それを曲げられなかったから、ここまで痛めつけてしまった。

本当にごめんね。

それでも、ここぞという時、今日の引退レースもそうだけど、肝心な時に足は生きてくれた。

本当にありがとう。

ここまでよく頑張ってくれたこと、痛めつけたけど頑張ってくれたこと、本当に本当に感謝しています。本当にありがとう。

最後のレースも、最後までもってくれてありがとう。

高校の時あんなに大怪我をしたのに、もう一度走らせてくれてありがとう。

この弱い足で、お金を稼がせてくれてありがとう。

たくさんいい思いをさせてくれてありがとう。

たくさんいい人に出会わせてくれてありがとう。

いろんなありがとうがあるけど、やっぱりこの競技、そして競技をやって来れたのは、全部足のおかげ。

足がなければ何も始まってない。

だから、本当に足に感謝しています。本当にありがとう。

これからは無理をさせずに、ちゃんとあなたの言うこと聞くからね。

これから、あと何年何十年か分からないけど、一緒に付き合ってください。ありがとう。

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