先日、久しぶりに美術館に行きたいと思い、インターネットで展覧会情報を探していたところ、
名古屋でパウル・クレー展が開催されていることを知りました。
偶然にも名古屋に行く用事があったため、急遽その展覧会に行くことにしました。

パウル・クレー展
盛りだくさん!
会場に着いて驚いたのは、展示作品と人の多さです。
1,800円という入場料からは想像できないほどの作品がありました。
平日の昼間なのにたくさんの人が訪れていてクレーさんパワーを感じました。
クレーの作品だけでなく、彼が影響を与えた画家や、彼と共同で展覧会を開いた画家の作品も展示されてて、見応えがあったからかな。
アートに癒された
わからなくていい
展示作品の中には、私には理解が難しいと感じるものがほとんどで
ほんとにわからないです。
作者の考えとか、訴えたいことを私は理解することは多分できないです。
でもそれでいいのです。
それに絵の横に書いてある説明もあんまり読まずに絵を楽しみたいのです。
私は、自分の直感とか、見た時に感じた感情を大事にしたいからです。
違う作品に見える
同じ絵でも説明を読むとまったく違う作品に見えてくるのもまた楽しいです。
作者の伝えたい思いが読み取れた時にはこういう表現があるんだと新たな発見もあります。
心地いい
普通に生きていたら、絵に触れることのない私が、絵を通して自分の感性に出会えることができます。
アートに触れることで普段感じない、使わないところを刺激できて心地いいんですよ。
山の衝動

これをみて立ちはだかる山に向かって、いろんな障害があっても攻める姿勢を持って心をを燃やしながら進んでいる力強さを感じました。
この他にも自分なりに感じたメッセージをこれからのブログの投稿に使っていこうと思います!
消失に向かう地点の青 サムフランシス

特に印象に残ったのは、愛知県美術館の常設展示にあった、巨大な青色の絵画です。
これはサムフランシスさんの『消失に向かう地点の青』という作品です。
様々な青色の絵の具が重ね塗りされており、その色彩の豊かさと迫力に圧倒されました。
ぱっと見た瞬間に「あっいい。」と感じました。
表現力のない私はうまく伝えられませんが、青!!なんですよ。(笑)
青と言っても一色じゃないんですね、全然違います。
不思議なことにどれも違うのに一体感がある。
よく見ると黄色とオレンジの光が見えてくるんですけどこれをみて純粋さを感じました。
青はいろんな色が重なっても青になれるのかなって思っていて、明るい色って塗り重ねていったら出ない気がしたから。
その中に限りなく黒に近い色の部分があってこの色に全てが徐々に吸い込まれるような気もしました。
何が言いたいのかって?わかりません!!
青色にも様々な種類があること、
そして色が重なり合うことで生まれる深みや輝きがあることを感じられました。
2メートル四方ほどの大きなキャンバスに描かれた絵画は、迫力と色彩の鮮やかさや細かい色使い…
結局これが1番強いかな!
圧倒される感じがホント好き!
改めて、ほんとに素人でサム・フランシスさんの意図、考えとかは全くわかりませんけどね!!
またいく!
抽象画が好きな私はこういう作品を求めてこれからも美術展に行き続けます。
スポーツをやっている人は芸術には無縁の人も多いと思います。
だからこそ、その世界を覗いてみてほしいです。
息抜き、リフレッシュにもつながりますよ。
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