競技にすべてを捧げている今、ふと立ち止まった時に襲ってくる
「この先、自分はどうなるんだろう」という不安。
その重さは、私自身も身をもって経験してきました。
今、セカンドキャリアの真っ只中にいる私から、現役で戦っているあなたへ。
少しでもその不安が軽くなるように、私の1年間のリアルな体感をお伝えします。
逃げ場ではなく「もう一つの選択肢」として
怪我をした時、結果が出ない時、心が折れそうな時。
「やめても道がある」と思えることは、逃げではありません。
それは、今の競技に全力を尽くすための心の余裕になります。
私の経験が、あなたの新しい選択肢をイメージする手助けや少しでも不安がクリアになればいいな。
セカンドキャリアって何
セカンドキャリアとは、人生の大きな転機(引退、育児からの復帰、キャリアチェンジなど)を迎えた後、新たな「第二の人生における職業」を築くことで、プロスポーツ選手の引退後を指す言葉から始まり、定年後の再就職、ミドル世代の転職、育児後の女性の社会復帰など、ライフステージに合わせた長期的なキャリア設計全般を指す言葉として使われています。
私にとっては、第二の人生です。まったく別の世界だな。
今もそう感じています。
抱えていた二つの不安

辞める前、私は二つの大きな不安を抱えていました。
一つは、スポーツ一筋で生きてきた自分に社会人としてのマナーがあるのかということ。
もう一つは、狭い世界で生きてきた自分が、新しい人間関係に馴染めるのかということでした。
マナーの練習あるのみ
最初は劣等感の塊でした。言葉遣い一つとっても「自分は何を言っているんだろう」と落ち込む毎日。
でも、3ヶ月、半年と「学ぶ姿勢」を持ち続けたら、完璧ではなくても「まあ、なんとかなるか」と思える余裕が生まれてきました。
スポーツと同じで、練習すれば慣れていくものです。
劣等感を感じていたけど、日々成長を感じられると考えることができたので
苦には感じませんでした。
人間関係は自分らしく
同期との付き合いに、実は今でも苦労しています。
大勢で群れるノリや、気を使いながら食事をすることに、どうしても馴染めませんでした。
先輩方や上司に「同期を大切に」とよく言われます。
これは、困ったときや、これから先違う立場になったときに助け合えるからです。
この理屈はよくわかります。
ただ、私にとってはとても苦痛で、ストレスでした。
結局、表上の付き合いにして、嫌だなと思った付き合いは避けてしまいました。
これから先、そのせいで困ることもあるかもしれません。わかりません。
そしたら。そのとき考えよう...
同期との差
同期は、私ができないこと、考え方を持っていて一緒にいることで、劣等感を感じました。
優秀!!!!
ただ、自分でも意地なのか?そうなりたいとは思わなかったんですよね。
「みんなと同じようにできなくてもいい。私は私のやり方で努力すればいい」と。
人は変われる。でも、大多数がそうだからといって正解ではない。
なんなら、私の特徴。自分から、今までの自分を否定することはしたくない。
とにかくやってみよう!
話ずれてる...
頼れる人はいる。それだけで十分。自分が大切にしたい人との付き合いは大事に。
「スポーツしかしてこなかった」は、武器になる

「バイトもしたことがない」「社会を知らない」
と不安になりませんか。
確かにビジネスの場では、議論や発表ができる周りの人が凄く見えるし、できない自分に引け目を感じることもあります。
でも、スポーツで培った「目標に向かって課題を見つけ、取り組む力」は、社会でも必ず通用します。
仕事の結果は、他人が評価するもの。
スポーツのように数字でハッキリ出ないもどかしさはありますが、
「できない自分を受け入れ、成長を楽しむ」という感覚は、競技者と同じじゃないですか?
特に、怪我や挫折って競技やっていたら経験していると思います。
自分で考えて乗り越えた経験を思い出したら、仕事でもまだやれると感じませんか。
現役中にできること
これからを少しだけ楽にするためにできることをお伝えします。
もし、今少しだけ未来を考える余裕があるなら、この2点だけ意識してみてください。
「何を大切にしたいか」を考えておく
やりがい、お金、家族との時間、結婚などなどなど...
自分が次に進む道で何を一番重視したいか。
もちろん、やりたいことがあるのが一番いい気がします。
でも今までスポーツに全力でやってきて、悩んで辞める人も多いと思います。
切り替えて次はこれがやりたい!ってすぐ出てこなくないですか?
だから、セカンドライフでどんなことを大切に生きていきたいか。
これを考えて持っておいてほしいのです。
その軸が一つあるだけで、進むべき方向が自然と見えてきます。
「心の余裕」を蓄えておく
現実的な話ですが、お金の貯金は心の安定に繋がります。
「しばらく休んでも大丈夫」と思える余裕があれば、焦らずに次の自分を探すことができます。
ごめんなさい!お金は、物理的に安定剤になるのは確かです。
スポーツの世界と社会は、全く別の世界
競技でどんなに苦しんだとしても、一歩外に出れば、また新しいあなたが始まります。
逆にいえば、スポーツで思うような結果が出せなかったとしても、あなたの価値は一ミリも変わりません。
これまで捧げてきた時間は、決して無駄ではありません。
あなたしかできなかった貴重な経験です。
喜びも悔しさも、すべてがこれからのあなたの糧になります。
競技の頑張りが、セカンドキャリアでも必ず武器になります。
だから、競技選手の時は思いっきり頑張ってください。
すこしでも、セカンドキャリアのお手伝いができていたら幸いです。
読んでいただきたありがとうございます。
今日も自分を褒めてからおやすみなさい。


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