行き詰まったら受け入れる

こんにちは。今日もお疲れ様!

競技生活の3分の2を故障で苦しんだ女 らんさあです。

「もう無理かな…」
「こんなはずじゃなかったのに…」
「なんでうまくいかないんだろう…」

などスポーツをしていると自分の思った通りにいかないことがたくさんあると思います。

例えば、怪我をしたり、タイムが伸び悩んだり、レギュラーになかなか選ばれなかったり…

理由はそれぞれ あると思います。

そんな時はまず自分の今の状況を受け入れましょう。

そうすると後ろ向きな考えから 今どうするべきかと前向きな方向性に変わっていきます。

行き詰まる理由

まず 頭に置いて欲しいことがあります。

それは 行き詰まる理由 です。

行き詰まってしまう要因は人それぞれです。

しかし 一歩下がって考えてみると1つの大きな原因が分かります。

それは自分の理想と現実がかけ離れているという状態だからです。

状況

今 うまくいかず、自分に嫌気がさしていますよね。

それって言い方悪く言うと、
自分が 勝手に目指していたり、
勝手にこうでありたいという理想、
勝手に自分ならできると思っていることに対して、今の自分の状況がかけ離れている状態ですよね。

自分の中で、こんなはずじゃなかったわけですよね。

客観的にみる 

そこで一歩引いて自分をみてみてください。

今のこの現実(状態)が今の自分…であることに気付きませんか?

んん?わかりづらいですよね。

つまり、できていない今の状態が今のあなたの現実です。

思い通りにいっていないのは、身の丈に合ってないだけなのです。

自分を受け入れる 

あなたの理想が理想であることを頭で理解できましたか?

そしたら 今のその自分の状況をしっかり受け入れましょう。

今の自分はここまでしかできていないんだときっぱり。

例えば、疲労骨折をしてしまったら、
「この程度の練習で疲労骨折なんてありえない!」ではなく、
「今の自分はこの程度の練習までしか、耐えられない」ということを受け入れるということです。

弱さを認める 

『受け入れる』を 言い換えるとは『自分の弱さを認める』ということです。

これはプライドの高いスポーツ選手には少し難しいと思います。
私もそうです…

プライドが高いのは仕方がありません。悪いことではないですよ!

だからこそ アスリートに自分の弱さを認めてほしいのです。

弱さを認めるメリット 

受け入れることで得られる4つのメリットを紹介します。

  • 弱さを克服するためにはどうするかという方向に自然と目が行く 
  • 自分の理想が高すぎたことや 自分に期待すぎしすぎていたことに気づく 
  • 頭で冷静に考えられる 
  • 今の自分の状態をしっかり 分析できる 

弱さに立ち向かう 

今 行き詰まっていて気持ち的に辛い状況にあると思います。

そこで 自分の弱さを目の当たりにしてさらに落ち込んでしまう人もいると思います。

しかしその時間は確実にもったいないです。

弱さに立ち向かうのは決して楽なことではないです。

しかしここまで スポーツを頑張ってきたあなたは辛いなと感じていますよね。

私は、辛いって思うほど 競技に真剣な証拠だと思うんです。

だから自分の弱さに立ち向かっていってほしいです。

体験談 

高校3年生に大きな怪我をして大学生になってから走り始めた時に
あまりにも走れなさすぎて自分を追い詰めてしまいました。

走る感覚も、ペースもほど遠く
むしろ練習すらままならない状況でした。

自分に対して苛立ちを感じて諦めそうになっていました。

そんな時に 父に「そんなの当たり前じゃん 」と言葉を投げられました。

言われた時は ムカついたけど冷静になってからよく考えてみると
大きな怪我をして長い期間休んでいたし、医者に「もう走れないかもね」と言われていたので
そう簡単に前と同じように走れるわけがないことに気付きました。

その時の状況と今の状況は全く違うのに
昔 走れていた状態を基準にできなきゃおかしいと思っていた自分に
「自分に期待しすぎてるやん!あんたはそんなにすごくないぞ!」とその状況を受け入れました。

絶好調の状態と比べたら明らかに 一緒なわけないのに勝手に そこをベースとして考えてしまったがために自分を苦しめていたことに気づいたのです。

それからは
今の状況から打破するためにどうするかという風に考えるようになり 自然と前向きに頑張れました

皆さんにも調子がいい時の記憶を追い求めて苦しむこともあると思います。

その走れた記憶をなくすのはまたちょっと違うんですけど
今の自分の状態を無視するほうが間違っているので
そこからその理想の状態に持っていくためにどうするかという考えに変換して この行き詰まりから 打破してみてください。

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