痛みに対して我慢はよくない

メンタルの悩み

皆さんは痛みをどのくらい我慢することができますか?

我慢はいいことと捉える人が多分多いと思います。

痛みに関しては、我慢がいいとは思いません。

その理由を紹介します。

我慢をしないほうがいい理由

怪我が長引く

痛みが出た時に少しなら我慢してやれるだろうと無理をしてしまうと怪我が長引く恐れがあります。

「何で私は痛みに弱いんだろう」
「もっと痛みに強くなりたい」 などもっと痛みを我慢できればいいなと思う人がいると思います。

でも間違っています。

痛みを我慢せずにスパッと休むことができれば、痛みは すぐに 取れる傾向があります

しかしこのくらいならまだ大丈夫と続けていくうちに 我慢した分だけ長引く傾向があります。

期待をして自分を責める

この前に我慢してできてしまった経験があると、これも我慢できると錯覚に陥って
あの時できたのに 今できないのはおかしいと自分を責めてしまう可能性があります。

これは時にいい方向に行くこともありますが、ほとんどが悪い方向に転がります。

あの時できたからと自分に期待をしてしまってそれができなかった時に自分にがっかりしてしまい、落ち込む原因になります。

また さらに悪化させてしまう恐れもあります。

今の状態を無視して判断してしまう

我慢したことによって成功体験が得られた場合、 今の状況をしっかり見ずに判断をしてしまう可能性があります。

あの時と同じと言っても全てが同じなことは絶対にありえません。

なので あの時できたからではなく 現実の今の自分の状態を見るということをおろそかにしないことが大事です。

フォームが崩れてしまう

痛みを我慢することによってフォームが崩れたり、
別の場所に負担がかかってしまって痛みがでたり、
調子が崩れてしまったりする可能性が高いです。

我慢の時間が長くなればなるほど、そのおかしいフォームが定着して痛みがなくなっても治せなくなる可能性があります。

もっとひどいと痛みがなくなっても悪いフォームが直らないこともあり、さらに厄介ですよ…

我慢はいいことでもある

必ずしも スポーツをやっていたら我慢は必要です。

長距離なんかはよく

「長距離は我慢比べ だからどれだけ我慢できたかどうかで勝敗が決まる」

と言われているほど 我慢はとても大切だということが分かります。

皆さんもそう感じているでしょう。

でも痛みに関しては別だと思います。

痛みを我慢したからといっていい方向に行くことはほぼありません。

体験談

私は痛みには強い方でした。
だからこのくらいならと続けて怪我を長引かすことが多かったです。

でも周りには痛みが少しでも出たらすぐに監督に伝えて2、3日本当に何もしないことができる人は2、3日でパッと治してすぐに復帰するというように怪我を長引かせず 練習を継続できていた人もいました。

それを見習って 私もそうしたいと思ったのにそれがなかなか実行することができませんでした。
その理由は痛みを我慢して乗り越えた経験ができてしまったからです。

あの時と似てる痛みだからこのくらいならきっと痛みを我慢してやっても大丈夫という経験が私の判断を鈍らせました 。

パッと 休めば治るって思っていても少し我慢すればそのうち治るだろうと治った経験があるとやめる 判断をすぐにすることはできません。

なので、我慢をするのは良くない、我慢をしたことによって成功してしまった場合 その時は良かったかもしれないけどその経験が判断を鈍らせます。

だから 基本的に 我慢は良くないです
癖になってしまうからです。

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