今回は怪我をした本人ではなく、その親、先生に向けて書きたいと思います。
それぞれの性格によって変わってくるとは思いますが、怪我をして落ち込んでしまう子はほとんどが同じような性格だと思います。
真面目 完璧主義 努力家 高い目標がある責任感が強い そんな子たちです。
怪我で落ち込むことが多かった私が今まで親や先生にしてほしかったことを紹介します。
参考にしてみてください。
話を聞いて上げる
これが全てと言っても過言ではありません!
何度も言っていますが辛い時に1人で抱え込むのには限界があります。
まず、話を聞いてあげてほしいです。
誰かに話すと自分の本当の気持ちが整理できてスッキリします。
皆さんにもそんな経験ありませんか?
話しやすい環境を作る
「足の痛み、大丈夫?」
と聞いてぱっと「今こんな状態で辛いんだよね」と話してくれる子は問題ないのですが、
明らかに落ち込んでいるのに「大丈夫」と返事をしてしまう子がいると思います。
その時は「最近元気ないけど、何かあったら話してね、あなたの味方だからね、何かしてほしいときは言ってね」と話すだけで、話してくれるのを待ちましょう。
その間はできるだけ、痛みに触れるのではなく、違う話題をするのをお勧めします。
あれやってる?これやってないよね?こうした方が良いよとかを先走っていうのはよくないです。
自分から話してくれるのを待ってほしいです。
私の思い出す限り、反抗期はなく、親に話すタイプだったので反抗期の子や親に心配をかけたくない子には通用しないですが、時期に話したくなってきます。
優しくしろとかでなく、普通で良いのです。
聞き方
簡単です。
頷く、共感するそれだけです。
話してくれたらどうしたいのかを聞く
きついんだよね、辞めたいんだよね、と言われたらほんとにもういいのか、
今はきついけど頑張りたいのか、聞いて考えさせてください。
弱音を吐いた時にまだやれるよとか、まだなんにもしてないじゃんと否定するのはやめてください。
また、そんなにきついならやめたほうが良いよと慰めるのもやめましょう。
つまり、聞くだけでいいのです。
悩んでいる理由が怪我であるならば、怪我が治ってからのことを一緒に考えてあげてください。
それでももう無理ならやめていいと思います。
でも、落ち込んでいる子はきっとまだやりたくて辛いことが多いです。
ちゃんと本人でどうしたいかをなんとなくでいいから持たせてほしいです。
手伝う
方向性が決まれば、程々に一緒に行動してあげてください。
例えば、接骨院に行く、お風呂につからせる、バランスの良いご飯を作る、病院に行くなど
子どもが1人ではまだできないことを打診してやってほしいです。
外に連れて行く
ずっと考え込んでしまっているときは子どもが好きなことをやるに外に連れ出して笑顔にさせましょう!
それが何かはそれぞれで私にはわかりません。
私だったら、美味しいご飯を食べに行くことですが!
いわゆる気分転換です。
笑顔ってすごい力があると思います。
大きく変わらなくても何かきっかけになるはずです。
かけてほしい言葉
これも人それぞれです。
基本的にはありません!
ただ、あなたの味方であり、応援していることをちゃんと伝えてあげてください。
あくまて応援で、期待ではないことも。
注意点
自分を必要以上に責めてがむしゃらになっていたり、我慢して続けていたら、話は別です。
ちゃんと休ませてあげてください。こころもからだも。あなたしか救えないです。
もし、先生に言えないと悩んでいたら、誰のためにやっているのかを考えさせてください。
ほとんどが自分のためにやっていると思います。
だから、他人の顔色をうかがうのは間違っていることを伝えてください。
あと、怪我を人のせいにしていたらそれは否定していいです。
結局怪我をしてしまったのは自分がやったからです。
なので、原因をしっかり追求し、次に進む解決策を考えさせてください。
体験談
きつくなると親に電話していました。愚痴や弱音を散々吐いてそれを聞いてくれていました。
慰めてくれたり、意見を言ってくれていましたが、その言葉をそんなに覚えていません。
何を言われてもスッと入ってきません。だって、話したいだけだから。
話し終えるとなぜか明日はこうしようって思えるんですよね。不思議なことに。
解決策が欲しいなら相談します。でも、落ち込んでいるときは話してスッキリしたい、それだけです。
口を出したくなると思います。でも、どう思う?と聞かれない以上は聞いてあげてください。
そして一緒に考えてあげてください。それが1番だと私は思います。
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